商品改善戦略を組んでリブランドに成功

  • 湯坊いちらく TENDO SPA & BREWERY 様
旅館

山形県天童温泉にある温泉旅館の事例です。
従来はインバウンのリアルエージェント中心の団体向け旅館でしたが、個人予約の旅館に転換しました。
このリブランドに挑戦する中で、単価のチェックや市場調査にSHUKUTEKIを生かし、リブランドを行いました。
また、レベニュー分析機能を使ったレベニューコントロールで、成果を出しています。

施設名 湯坊いちらく TENDO SPA & BREWERY
エリア 山形県天童温泉
規模 44室
ホームページ https://itiraku.com/

 

団体向けの温泉旅館からの脱却

新型コロナウイルスが流行する前は、山形でも有数のインバウンド団体を受け入れている旅館でした。訪日旅行が流行する前から台湾での集客に取り組んでおり、他の温泉旅館とは異なる形で売り出してきました。しかし、コロナウイルスの流行により海外からの来客が途絶え、旅館経営自体を見直す必要が生じました。もともと年々団体旅行が減少傾向にあったため、事業の方向性を変えることが必要だと考えていました。そこで、個人向けの旅館にリブランドすることを決めました。
湯坊いちらくの強みは、自家製のクラフトビールです。湯上がり最高の喉越しを味わっていただける宿にするため、世界一の湯上がりを目指しました。この方針転換により、お客様からの好評を得ることができました。

 

リブランド後の効果検証が出来た

個人向け旅館に転換するにあたり、当宿は十数年にわたって団体旅行に特化してきたため、リブランドは非常に難航しました。リニューアルからスタッフの再教育まで実施し、準備期間には1年以上を費やしてリブランドオープンを実現しました。これまでの宿泊単価よりも1.5倍近くの価格設定となりましたが、お客様の満足度は高まり、稼働率も向上しています。

こうした中で、リブランド後の成果を効果検証することが問題になってきました。当宿はこれまで分析や解析に取り組んでこなかったため、客単価はもちろん、どのようなセグメントの顧客が宿泊しているかも何となくしかわかりませんでした。
そのため、「SHUKUTEKI」の分析機能と解析機能を活用することに決めました。リブランド前と後の比較が簡単で明確に分かるため、スタッフとの会議もより生産的になりました。数字として出るとスタッフもモチベーションが向上し、ほしい数字が簡単に得られることは大変助かりました

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